鹿児島市の小学校できょう30日戦争で父を亡くした男性が、子どもたちに平和の大切さについて語る講演会がありました。

「私、お父さんと呼んだことがない」

講演会は、「戦争を語り継ぐ遺児の会」が開いたもので、中郡小学校の児童およそ120人が参加しました。

30日は1943年、2歳の時に東部ニューギニアで父親が戦死した鹿児島市の吉見文一さん(85)が「戦争はすべてを奪ってしまう。親への感謝を忘れないでほしい」と語りました。

(小学6年生)「今、自分のお父さんやお母さんがいるのは、とても幸せなことだと改めて感じた」

(小学6年生)「戦争はすべてを奪う、そこまで意味がない争いだと思った」

(戦争を語り継ぐ遺児の会 吉見文一 代表)「自分の命が続く限り語り継いでいきたい、子どもたちに背中を押されたような気がして感謝している」

遺児の会は今後も若い世代への活動を続けていくということです。