知事「青森市内が危機的状況」
青森県 宮下宗一郎 知事
「特に青森市内が危機的状況。明らかに生活道路の除排雪が追いついていない」

青森市では、1月としては歴代2位タイとなる158センチの積雪を記録。一部の地域は、雪かきすらできなくなっています。
青森テレビ 齋藤帆野花 アナウンサー
「こちらの場所には融雪溝があるのですが、雪が積み重なって、どこにあるのかまったくわからなくなっています」
雪は積もる一方…。暮らしに大きな影響が出ています。

記者
「屋根の上にはおよそ1メートルの雪が積もっていて、この重さに耐えられなくなり、カーポートが崩れてしまっています」
住民は去年11月ごろ、柱の損傷に気づき、雪下ろしをしましたが、連日の大雪で作業が追いつかず、29日朝に崩れたということです。
青森市の中心部を通る県道では、雪で道幅が狭くなっていて、トラック同士が接触しました。この事故で、1キロの区間がおよそ3時間、通行止めになったということです。
市内では、ほかの県道でも通行止めが発生。JR奥羽本線と津軽線などは、青森県内を走る区間で終日運転を取り止めました。青森市では雪に関する相談がおよそ7600件寄せられていて、9割以上が今月に入ってからの相談だということです。
「片づけても片づけても追いつかないくらい尋常じゃない。今年1月は雪の降り方は異常だと思う」

青森県は14市町村に災害救助法の適用を決定。これにより、倒壊のおそれがある住宅などの雪下ろしや避難所の設置などにかかる費用を国と県が負担することになります。ただ、今後も安心はできません。
森田正光 気象予報士
「31日の朝まで、特に東北の日本海側の青森や北陸で警報級の大雪という心配が出ています」
この大雪の原因は、遠く離れた北極付近にあるといいます。

森田正光 気象予報士
「北極付近に極渦という寒気のたまり場のようなものがある。それをせき止めているのが上空の風の流れ。今回はジェット気流がずっと南の方まで、特に日本列島の南の方まで下がったので、そこに寒気がやってきた。その寒気の渦巻きが大雪をもたらした」
雪はいつまで降り続くのでしょうか。
森田正光 気象予報士
「今回の寒気は31日の朝まで続きそう。その後、一旦弱まるが、雪が降らなくなるわけではなく、断続的にずっとダラダラと続く」














