3月に開幕するセンバツ高校野球は30日、出場校が発表されます。
選ばれれば、甲子園史上、日本最北の出場校となる北海道士別市の士別翔雲高校も吉報を待っています。
つらい練習こそ明るくやり遂げるチームの持ち味は元気の良さ!

選手24人全員が地元・上川地方出身の士別翔雲。

秋の北海道大会では、準優勝校と互角に戦った実力と、小中学生への野球教室などの地域貢献が評価され、21世紀枠の候補に初めて選ばれました。

栗原隆之介選手
「自分たちが甲子園に行けるチャンスがあるっていうのはとっても嬉しかった」

北海道内でも屈指の積雪と厳しい寒さの士別。
約半年間は土の上での練習ができません。
冬場は、地元の人の力も借りながら踏み固めた雪の上での練習が続きますが、メリットもあります。

足場の悪い環境では選手の対応力を高めています。
「(雪上)ここで取れれば取れない打球はない」と選手は言います。

雪国のハンデも多い士別翔雲を率いるのは、本郷創士(ほんごうそうし)主将。
外野がポジションですが、いまは「学生コーチ」としてチームを支えています。
本郷創士主将
「中学生の頃に肩を怪我してしまって、そこからスローイングの方でキャッチボールするってボール握るだけで心臓がバクバクするというか…」
ケガをきっかけに、思うようにボールが投げられなくなる症状で、野球部をやめるか悩んだ時期もありました。
しかし…

栗原隆之介選手
「元気印なので、どんな形でもいいから創士には戻ってきて欲しかった」

チームメイトからの信頼も熱い本郷キャプテン。
春のセンバツから守備にはつかない指名打者=DH制が導入されるため、打撃での選手復帰へ動き出しています。
本郷創士主将
「きのうからバッティングは選手として復帰した、出場する機会を得て活躍したい気持ちはある」

30日に発表されるセンバツ出場校。
士別翔雲が選ばれれば、史上最北からの甲子園出場となります。

本郷創士主将
「もし選ばれたら最北で、名寄地区ではまだ誰も成し遂げていないことなので、自分たちが一勝して(甲子園で)校歌を歌って歴史を変えてやるっていう気持ちはあります」











