強い寒気の影響で、日本海側を中心に再び大雪になっています。そして、この寒気、北極付近の「極渦分裂」という現象によるものだということです。

東京、JR両国駅。こちらでは、現在は使われていない幻の3番線ホームで“おでん”と“熱燗”を楽しむことができるイベントがきょうから始まりました

「駅のホームで飲むことはないから新鮮ですね。電車が来たら手を振ったりしています」

皆さん、電車を見ながら日本酒を楽しんでいました。ただ、気にしていたのが…

「いっぱい着込んできました。寒いから」
「年末に岩手の山奥の方に行っていたんですけど、帰ってきたときに、雪降っている山より東京の方が寒いと感じるくらい冷える」

再び寒波が押し寄せている日本列島。人の身長をはるかに超える雪。青森市では、1月としては40年ぶりに積雪が150センチに達しました。

こちらも一面、雪景色となった兵庫県の観光地・城崎温泉。観光客は足元に注意しながら歩いていました。

奈良からの観光客
「交通のことに関しては不安はありますけど。帰れるかな」

雪は都心でも。新宿でも雪が降っている様子が確認できました。

日本列島を覆う“今シーズン最長の寒波”。その要因が…

河津真人 気象予報士
「今回の寒波は、極渦が分裂してしまっているので、寒さが続いています」

大雪などをもたらす寒気は、通常、北極付近に溜まっています。これを極渦といいます。この極渦が偏西風の蛇行などの影響で分裂。寒気の塊の一つが南下することで、寒波が続いているといいます。

さらに、日本だけではなくアメリカにも、この同じ極渦が影響を及ぼしています。

河津真人 気象予報士
「去年の2月も日本海側で大雪となったんですが、これも、極渦が分裂して寒気が流れ込んだのが影響とみられます」

去年2月には強烈な寒波が2度にわたり、日本列島を襲い、北陸や東北では平年の5倍以上の積雪を観測した地域もありました。

この寒波の影響はいつまで続くのでしょうか?

河津真人 気象予報士
「一旦、この極渦が分裂すると、その影響が長引くと言われているんですね。来週は一旦、暖かさがやってきそうなんですけれども、その後、また寒気が流れ込んでくる影響があるので、2月いっぱいは注意が必要となりそうです」