車椅子で海外へ、19歳夏の挑戦

「くしゃみをするだけで骨が折れる」—。 そんな過酷な日常を生き抜いてきた一人の青年がいます。長崎県諫早市に住む秋山大輝さん(20)。2万人に1人の難病「骨形成不全症」で生まれてきた大輝さんは、これまでに数えきれないほどの骨折と入院を繰り返してきました。

その過酷にもうつる状況を受け入れ、ドキリとするほどの知的さとユーモアを放ちながら一歩一歩進む姿は、今を生きるよろこびを伝え周囲の人たちを自然と勇気づけてきました。

その大輝さんが19歳の夏、将来の自立に向けて大きな一歩を踏み出しました。目的地は、日本から13時間のフライトの先にある、福祉大国・フィンランド。 初めての海外、初めての飛行機、そして初めての「旅」。彼が北欧の地で見つけたものとは——。