衆議院議員選挙が公示され、「12日間」の選挙戦が始まりました。
熊本の4つの選挙区には、合わせて14人が立候補しました。
熊本1区
熊本市中央区・東区・北区が選挙区の熊本1区には、3人が立候補しています。

参政党・新人の山口誠太郎候補(36)は、消費税の廃止を主張し、中小企業や個人事業主の税負担の抑制を訴えています。

参政・新人 山口誠太郎 候補(36) 「今の社会の仕組みが、どうも国民のためではなくて、大企業やお金持ちが優遇されるような、そういった制度になっているのではないか」
また山口候補は、特に若い世代に向けて投票を呼び掛けています。
自民党・前職の木原稔候補(56)は、官房長官の立場から東京を離れられず、音声だけでの訴えとなりました。

自民・前職 木原稔 候補(56) 「安全保障政策の抜本的な強化です。日本の平和と独立を守り抜くためには、現実で強靭な安全保障政策へと一歩踏み出す必要というのを感じてます」
また木原候補は、戦略的な財政出動で雇用や所得を増やし、強い経済を実現すると訴えました。
中道改革連合・新人の鎌田聡候補(61)の出発式には、支援する立憲民主党と公明党の地方議員が顔を揃えました。

中道・新人 鎌田聡 候補(61) 「本当に今の政治、政権はあまりにも身勝手。防衛費だけ増やすことがどうなのかも問うていきたい」
また鎌田候補は、物価高対策や働き方改革に力を入れると強調しました。
熊本2区
熊本市西区・南区、荒尾・玉名地域が選挙区の熊本2区には、3人が立候補しています。

共産党・新人の益田牧子候補(75)は、今回の選挙を「国民の暮らしを考えていない国民不在の選挙だ」と批判しました。

共産・新人 益田牧子 候補(75)「高市首相による高市首相のための政治。いいかげんにせよ。そう言いたいと思います」
この他、益田候補は消費税を5%に減税することや、健軍駐屯地への長射程ミサイル配備反対も訴えています。
自民党・前職の西野太亮候補(47)は「高市総理への信任と同時に、熊本2区を自分に任せていいのかを問う選挙になる」と力を込めました。

自民・前職 西野太亮 候補(47)「私がこれまで培ってきた経験も、そして人脈も、さらにはまだまだ若いパワーもエネルギーもすべてを使って、この国の発展のために、そして地域の発展のためにこれからも力を尽くしていく所存です」
西野候補は、有明海沿岸道路の整備を推進し、地域の発展につなげていくと強調しました。
参政党・新人の前田智徳候補(47)は「対応しなければならない政策が山積する中で、成果を出したとは言えない」として高市政権を批判しました。

参政・新人 前田智徳 候補(47)「日本人が自分自身に誇りを持って前を向いて、明るい未来を夢見て生きていける、そういった教育を訴えていきます」
前田候補は「『感謝』など日本の伝統的な価値観が損なわれている」として、教育改革を訴えています。
熊本3区
山鹿市や菊池市などが選挙区の熊本3区には、3人が立候補しています。

自民党・前職の坂本哲志候補(75)は、熊本地震からの復興について実績をアピールし、TSMCの関連企業が集積することで県内経済の活性化や経済安全保障につながると訴えました。

自民・前職 坂本哲志 候補(75)「この3区に集積するということは、熊本の中心だけではなく、九州の中心、ここから日本の産業がさらに活性化していくことにつながる。それが私の構想」
また、累進課税制度を見直して税収を確保することで、子育て支援などを強化すると訴えました。
社民党・新人の橋村りか候補(53)は益城町で出発式を行い、安全保障問題について「憲法を守ることで平和も守られる」と、憲法に基づいた平和外交の必要性を強調しました。

社民・新人 橋村りか 候補(53)「私たちが今一度、平和と人権と一人一人の命を守るために、そのためにする戦いがここにある。それが今回の選挙の大義」
また、放課後児童支援員の経験などから「命を大切にする政治が根本」の実現を呼びかけました。
参政党・新人の霍田和佳候補(39)は、兼業農家の立場から、農村や中山間地が危機的な状況にあるとして、積極財政で農業を下支えする政策の実現を訴えました。

参政・新人 霍田和佳 候補(39) 「私たちの世代も、子どもたちのために大人が立ち上がる。一人一人が日本。そういう自覚を持って考え行動していかなければならない」
また、外国人材の過度な受け入れの見直しの他、食料品だけでなく、すべての品目での消費税廃止を主張しています。
熊本4区
八代市や人吉市、天草市など、県央から県南部の広い地域を含む熊本4区には、5人が立候補しています。


国民民主党・新人の上田至候補(49)は、新規事業に取り組んできた経験をアピールし、県南地域の振興を推進したいと訴えました。

国民・新人 上田至 候補(49)「県南に新しい、ここに適した事業を乗せていく。あるいは付加価値。例えば、観光の掘り起こしですとか。農業の総付加価値化。この地域にあった事業を作っていく」
このほか、農家の手取りの増加も実現したいとしています。
日本維新の会の元職、矢上雅義候補(65)は、同じ維新の松野明美議員が応援に駆け付ける中、第一声を上げました。前回は野党でしたが、今回は与党として選挙戦に臨みます。

維新・元職 矢上雅義 候補(65)「はっきりものが言える総理が誕生したので、我々はその政治姿勢を信じてやっていきたい」
コメの生産農家の減少に危機感を示した上で、農業の振興策に力を入れると強調しました。
参政党・新人の植田貴俊候補(41)は、地元八代市での第一声です。植田さんは地方の衰退に問題意識を持ち、活気あふれる社会を取り戻すことを訴えます。

参政・新人 植田貴俊 候補(41)「地域を支えてくださっている皆さん、お一人お一人が輝くような街づくり、国づくりを行っていきたい」
解決策として、消費税の廃止と積極財政の実現を挙げています。
日本共産党・新人の本村久美子候補(68)は、地元・五木村を流れる川辺川で進む流水型ダム建設への反対姿勢を強調しました。

共産・新人 本村久美子 候補(68)「ダムに頼らないで水害を防ぐ方法がある。ダムに頼らない治水でこそ命や財産、自然が守れる」
他にも物価高対策や保育士の働き手不足にも触れ、支援を求めました。
警護に囲まれる中、マイクを握ったのは、自民党・前職の金子恭之候補(64)です。現役の国土交通大臣として実績をアピールします。

自民・前職 金子恭之 候補(64)「私も堂々と皆さん方の思いを国政に。政界のど真ん中でこれからも働かせて下さい」
また、解散への批判に対し「補正予算で物価高対策は実施している」とした上で、「日本を引っ張るのは高市総理しかいない」と訴えました。














