長崎県大村市に本社を置くオリエンタルエアブリッジ(ORC)は27日、2026年5月19日搭乗分からの運賃改定と、運賃体系の刷新を発表しました。
燃料費や資材価格の高騰を背景に、通常期の運賃を平均で約1割値上げするほか、子どもの運賃が発生する年齢を引き下げます。

平均10.7%の値上げ 燃料費高騰などで

今回の改定は、航空機の運航コストや燃料費、部品調達コストの上昇を受けたもので、路線の維持と安定的な運航体制の確保が目的です。値上げ幅は、通常期において平均10.7%となります。

「3歳未満無料」は終了 2歳からは「小児運賃」が必要に

今回の改定では、運賃額だけでなく「運賃体系」も大きく変わります。特に子育て世帯にとって注意が必要なのが、小児運賃(子供料金)の適用年齢の変更です。
これまでORCでは、座席を使用しない幼児は「3歳未満(0~2歳)」まで無料でしたが、新ルールでは無料範囲が「2歳未満(0~1歳)」に縮小されます。これにより、2026年5月19日以降は、満2歳の子供から小児運賃が必要となります。

※ 幼児は「0~1歳」小児は「2~11歳」となり、幼児が同伴者の膝の上に座る場合は無償。また座席の使用有無に関わらず、幼児も航空券が必要

手荷物は「個数制」へ 預けられる量は実質増加

一方で、利便性が向上する点もあります。手荷物の預かりルールが現行の「重量制」から「個数制」に変更されます。

【現行】個数制限なし、合計20kgまで無料
【変更後】1個あたり23kgまで、2個まで無料

これにより、無料で預けられる荷物の総重量は増えることになります。