1年におよぶ逃亡生活を経て、きのう、潜伏先の奄美大島で逮捕された日本最大の風俗スカウトグループトップの男。逮捕のきっかけとなったのは、手配写真でした。
記者
「小畑容疑者は奄美市のコンビニにいたところを逮捕されたということです」
鹿児島県の奄美大島。居酒屋やスナックが並ぶ島随一の繁華街で昨夜、身柄が確保されました。
日本最大の風俗スカウトグループ「ナチュラル」の会長・小畑寛昭容疑者(40)。発見された際は黒い眼鏡をかけ、手配写真と比べて髪もひげも伸びていたといいます。
小畑容疑者は2023年7月、女性を風俗店へ斡旋する違法スカウト行為を黙認してもらう代わりに、暴力団側にみかじめ料60万円を渡した疑いが持たれています。
小畑容疑者がトップに君臨する「ナチュラル」。女性たちを風俗店に斡旋する「スカウト部門」と、警察の動きを事前に察知し対策などを行う「運営部門」に分かれていて、女性を斡旋した風俗店の売り上げの一部「スカウトバック」を主な収入源としています。
その額は、2022年だけでおよそ44億5000万円。一部の資金は暴力団に流れていたとみられています。
記者(去年1月)
「段ボールをもった捜査員が建物から出てきました」
去年1月。警視庁は小畑容疑者の逮捕状を取り、行方を追っていましたが、捜査は難航。転機となったのが、今月21日に始まった指名手配でした。すると…
匿名の情報提供者
「奄美の方で似ている人物がいる」
2日後の23日。匿名の情報提供があり、警視庁が捜査員を奄美大島に派遣。声をかけられた際、小畑容疑者は暴れて逃げる素振りを見せたといいます。
西日本を転々としながら逃亡していたとみられる小畑容疑者。潜伏先のホテルは去年12月21日から来月3日まで予約され、支払いも現金で済ませていたということです。
小畑容疑者
「今は何も話しません」
小畑容疑者はこう供述しているといいますが、警視庁は逮捕をきっかけに「ナチュラル」の実態解明を進める方針です。
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