26日公示の衆議院選挙は自公の連立解消と中道の結党によって、自民党と公明党の連携が崩れたなかで行われる初めての国政選挙です。広島県内の公明党をめぐるこれまでの動きをまとめました。
23日。衆議院の解散を見つめていたのは、公明党広島県本部の栗原俊二代表です。

公明党広島県本部 栗原俊二代表「いよいよですね」
県議会議員として6期を務める栗原代表。県本部の代表として自民党と対決する国政選挙は初めてです。
公明党広島県本部 栗原俊二代表「こうなった以上、やるぞという思いでのぞんでいきます」
=2024年の衆院選=
中道改革連合・斎藤鉄夫共同代表(当時公明党)
「勝たせてください!勝たせてください!」
前回の衆院選。公明党は自民党と共に選挙を戦いました。大規模買収事件の影響で自民党が失った議席を「与党統一候補」として2期にわたって守りました。しかし…
=2025年10月=
中道改革連合・斎藤鉄夫共同代表(当時公明党)
「これまでの関係に区切りをつけることとしたい」
政治とカネの問題を巡り公明党は連立離脱を表明。26年にわたった協力関係は去年10月、終わりを迎えました。そして、自民党は連立のパートナーに日本維新の会を選び、憲政史上初となる女性総理誕生へと繋がりました。
自公の連立解消は両党の県組織にも衝撃を与えた一方、小選挙区をめぐる広島での協力関係は継続されると見る向きもありました。しかし年が明け、突然吹いた解散風。これを受け公明党は大きく舵を切りました。

=15日=
中道改革連合・斎藤鉄夫共同代表(当時公明党)
「これからは中道の旗の下に集った新しい党で一緒に頑張っていきたいと思っている」
立憲民主党とともに新党「中道改革連合」を立ち上げました。大きく変わった衆院選の構図にかつての仲間は困惑を隠せません。
自民党県連 中本隆志会長代理
「20数年間共に歩んできて真横で同じ釜の飯を食ってきたわけですから、いくら上のほうで笛を吹かれたとしても本当に素直に本気で一緒になれるのかなと」

準備期間が短い選挙…立憲と公明の県組織は合同で選挙対策会議を開くなど連携を加速します。
=22日の合同選対会議=
立憲民主党広島県連・森本真治代表代行
「生活者ファーストという思いで国民の皆さまの暮らしを守るための政治を実現するために共に手を携えて頑張って行ければ」
公明党広島県本部栗原俊二代表
「小選挙区の候補者の全員当選比例区の勝利これを目指してお互いに力を合わせて頑張って参りたい」
自民との対決姿勢を強める一方で、公明支持者のなかには複雑な思いがあることを栗原代表は認めます。
公明党広島県本部栗原俊二代表
「いろんな逡巡はあると思う。これからの人間関係をどうとらえたら良いのだろうかとかひとつひとつ一人ひとりの中にあることも確か。やはりそういう(思いを)理解した上でしっかり説明をしていく」

一方で新党を共に支える立憲にとっては、かつて自民がそうだったように、公明の組織力は魅力的です。
=24日 中道支持者を前に=
立憲民主党広島県連・森本真治代表代行
「私たち立憲民主党広島県連に所属する県会議員市会議員の仲間も公明党広島県本部のみなさんとしっかりとタッグを組んで頑張っていくこと、そのことを誓い申し上げ…」

衆議院選挙で激変した構図は、これからの地方政治にも影響を与えそうです。














