浜岡原発のデータ不正問題で原子炉の再稼働は遠のきましたが、それは同時に原発の立地する静岡県御前崎市の財政に影を落とすことも意味します。
すでに税収はピーク時から約4割減っていて、市民からは「このまちが死んでしまう」という声も聞かれます。
蔵書数県内トップクラスの図書館、予算は減少
<鈴木康太記者>
「こちらの図書館は浜岡原発によって国から得られる交付金などで建てられました」
御前崎市立図書館の「アスパル」です。 蔵書数は29万冊。人口当たりの蔵書数は静岡県内トップクラスで、年間約10万人以上が利用しています。
しかし、建設から30年以上が経過し、維持費がかさんでいる実情があります。
<御前崎市立図書館 市川幸治館長>
「やはり老朽化ですとか目立っている。財政状況の厳しい中で優先的に順位を決めながら修繕をしている」
本の購入費の予算は、ここ数年約100万円ずつ減少しています。背景にあるのは、原発によって左右される街の構造です。














