石川県議会の12月定例会が19日閉会しました。電気料金の値上げなど物価高騰対策について、馳知事は国の方針を見ながら県独自に家庭向けの支援を検討する意向を示しました。
12月定例会では、一般会計でおよそ250億円規模の補正予算案を含む知事提出の議案20件などが可決されました。
補正予算での電気料金値上げへの対策は事業者の資金繰りに対する支援などにとどまっています。家庭向けの支援策について、馳知事は国の来年度予算案の編成をみて県独自の施策を進めていく方針です。
馳浩石川県知事
「国の方針を踏まえて(例えば)県として上乗せして対応したほうが良いのではないかとか…県独自の施策をどういう財源で推進していくのか、その辺りが腕の見せどころ」
馳知事はそれぞれの会派のもとへ挨拶に回り、今年最後の議会を締めくくりました。