穴水町が進めていた2つの小学校の統合をめぐって待ったです。住民側から町の説明が不十分であるとし、統合の白紙を求める反対署名が19日、町長に提出されました。
児童数の減少などを理由に、町立の穴水小学校と向洋小学校の2校について穴水町は5年後を目途にした統合と新校舎建設を掲げていました。しかし、町議会は今月9日に統合を白紙に戻すよう求める請願を賛成多数で採択するなど、ストップがかかる状態になっています。
保護者らでつくる「穴水町の子育て・教育を考える会」のメンバーは19日、吉村光輝町長のもとを訪れ、統廃合を白紙に戻すよう求める769人分の反対署名を手渡しました。
穴水町 吉村光輝町長
「統合するしない関わらず初等教育をどうするのか、みんなで考えて行かなければならないという認識です」
穴水町の子育て・教育を考える会共同代表 中川生馬さん
「現時点では様々な選択肢を並べた上で、町全体の活性などの為に動いてから、小学校どうするか?その辺りに辿り着けたら良いなと思っております」
小学校の統合計画については、今後も町と住民たちの話し合いが続く見込みです。