おととし10月、埼玉県所沢市で起きた闇バイト強盗事件で、実行犯を勧誘した「リクルーター役」の男の初公判がきょう開かれ、男は起訴内容を否認しました。

名倉優也被告(32)はおととし10月、「リクルーター役」として実行役を勧誘したうえ、実行役と共謀し、所沢市の住宅で住人夫婦に暴行を加えてけがをさせ、現金を奪った強盗傷害などの罪に問われています。

きょう、さいたま地裁で開かれた初公判で、名倉被告は「実行役と同じ扱いには納得できない」などと述べ、起訴内容を否認しました。

検察側は冒頭陳述で、名倉被告について「200万円以上の借金があり、SNSで闇バイトに応募した」としたうえで、「実行役をしない代わりにリクルートするよう指示された」「実行役にメッセージを送り、『ベテランがいるから大丈夫』などと激励した」と指摘しました。

一方、弁護側は「共同正犯ではなく、ほう助の罪である」とし、「執行猶予の判決がふさわしい」と主張しました。