イランで反政府デモが激化 “軍事介入”の可能性は?
燃え盛る車と、通りを埋めつくす群衆。モスクからは、白い煙が激しく立ち上ります。12月末にイランの首都‧テヘランで発生した反政府デモが瞬く間に全土に広がりました。8日のテヘランの映像には、通りで銃を撃つ人の姿も映っていました。
デモ参加者と治安当局側をあわせた死者は3千人を超えたとみられ、イランの独立系メディアからは少なくとも1万2千人が死亡したとの情報も。
トランプ大統領(13日)
「イランの愛国者たちよ、抗議を続け、可能であれば国家機関を乗っ取りなさい」
こうした混乱のなかトランプ氏は、デモの継続を呼びかけています。
物価高騰に端を発した今回のデモ。イランではこれまでも、経済的な不満を背景にしたデモは度々起こってきましたが、今回なぜここまで大規模な騒動となったのか。イラン情勢に詳しい専門家は…
慶応義塾大学大学院 田中浩一郎教授
「2025年6月にイスラエルとアメリカによる軍事攻撃を受けたことで、治安維持組織が大きく力を削がれているので、(国⺠側は)今だったら倒せるのではと思ってここで行動を起こせば(アメリカが)軍事介入してくれるのではないかという思いはあったんだろう」
トランプ政権はさらに、イランと取り引きをする国からの輸入品については25%の二次関税を課すと表明。経済的な圧力を強めています。13日には、トランプ大統領がデモ参加者に向けて、軍事介入も排除しない姿勢を示しました。
トランプ大統領
「殺人者やあなた方を虐待する者の名前を記録しておくように。彼らは大きな代償を払うことになる」
ノーベル平和賞のメダルを手にしたトランプ大統領。次はイランにどのような手を打つのでしょうか。














