「報道特集」が去年11月、東京都内の保育園で園児に対し、園長が何度も威圧的に叱るなどしていた実態を伝えましたが、これについて東京都が心理的虐待に当たると判断し、改善を指導していたことが分かりました。

都が改善を指導したのは、台東区にある東京キャスト協会が運営する企業主導型保育園「パンダ託児所」です。

この問題について「報道特集」では、去年11月、男性園長が園児らに対したびたび威圧的な言葉を使う実態を伝えていました。

「パンダ託児所」をめぐっては、去年5月、保護者や元職員らが園長の言動に問題があると通報していたにもかかわらず、都などは「不適切保育については確認が出来なかった」としていました。

その後、関係者から園長の行為を記録した音声データが提出されたことから、都は児童福祉法に基づく特別立入調査を実施。男性園長が去年9月、泣いている園児に対し威圧的に何度も叱るなどの行為が確認されたことから、「心理的虐待に該当する」と判断したということです。

都は園に対し、子どもや保護者への謝罪のほか、外部の専門家を入れた検証や、過去に同様のケースがなかったか調査することなどを指導しました。

取材に対し園は代理人を通じて、当該の男性園長に対して「戒告処分」を行ったとしたうえで、「今後は第一に子どもの人権及び人格を重視し、より良い保育の改善に努める」としています。