京都市左京区の飲食店で作られた弁当を食べた51人が、下痢や嘔吐などの症状を発症し、京都市はノロウイルスによる食中毒と断定。飲食店に3日間の営業停止を命じました。

京都市によりますと、1月12日、京都市保健所に「10日に開催した町内会の新年会で配った仕出し弁当を食べた住民のうち、少なくとも10人が翌日から嘔吐などの症状を訴えている」と関係者から連絡がありました。

市保健所が調査したところ、現在までに弁当を食べた53人のうち7歳~90歳までの51人が、下痢や嘔吐などの症状を発症。うち15歳以下が9人いるということです。

京都市保健所は、有症状者と調理従事者の便からノロウイルスが検出されたことなどから、弁当が原因の食中毒と断定しました。

飲食店の運営会社に対して、1月15日から17日まで3日間の営業停止を命じました。

市によりますと、食中毒の症状のあった全員が快方に向かっているということです。

■ノロウイルス予防のために、以下の点などに注意が必要です。

・手洗いの徹底:調理前、食事前、トイレ後、外出後は必ず石けんと流水で十分に手を洗いましょう。ノロウイルスはアルコール消毒などでは効果が無いため、石けんを泡立てて手をこすり、流水でしっかり洗い流すことがポイントです。

・二枚貝などノロウイルスに汚染されている可能性のある食品は、85℃~90℃で90秒以上加熱するようにしましょう。

・調理器具の消毒:調理器具は洗剤で十分に洗浄し、熱湯や塩素系消毒剤で消毒しましょう。