1月13日から高市総理の地元・奈良で行われた日韓首脳会談。14日午前には世界遺産「法隆寺」を視察しました。

 会談にともなって話題になっているのが、もてなしに出された奈良の銘品。明治23年創業、奈良の老舗和菓子店「萬勝堂」の「春日」もそのひとつです。

 (萬勝堂 上村卓也専務)「高市総理のお母さんがお店の顧客で、以前からご愛顧いただいておりまして、その流れで高市総理にも食べていただいている」

 さらに、13日の夕食会で両首脳の乾杯に使われた日本酒が韓国のテレビ放送で判明。明治17年創業の蔵元・今西清兵衛商店の「春鹿」です。

 (今西清兵衛商店 今西清隆社長)「私も驚いたんですけど、うちのお酒を使っていただいたんだと、大変光栄なことだと思います」

 柔らかな香りと甘味のある吟麗。去年行われた「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」で金賞に輝き、韓国にも輸出されているお酒だといいます。

 また、奈良にはほかにも高市効果で注目されているものがあります。それが、高市総理が公邸引っ越しの際に使っていた雪駄(せった)。

 (DESIGN SETTA SANGO 星田和彦代表)「もう正直びっくりしています。ネットニュースで紹介していただいてから注文が止まらない状態で」

 冬にもかかわらず1週間で約400足の注文が入ったといいます。

 高市効果でホットな奈良。ただ、良いニュースばかりではないようです。

 野村総合研究所の木内登英氏の試算では、日中関係の悪化による中国人観光客の減少で全国の経済損失は年間1兆7900億円。中国からの観光客が全体の4分の1を占める奈良県も、高市総理の発言をきっかけに痛手をこうむりそうです。