コメントとコメントを重ねて、見えてくるもの

景気のいいコメントが頻繁に聞けるわけではない。なにせ、中学生・高校生など多感な時期のランナーも参加する。過度なプレッシャーをかけたくないのも、指導者の本心であろう。しかし、タイムに基づいて、複数の関係者の展望を聞くと、優勝候補は浮かび上がってくる。「福島と兵庫の名前がよく出てきます。もちろん、戦力も充実しています」両チームの監督とも、「優勝を目指す」「優勝が見えてきた」とは明言はしていない。さらに、もうひとつ、注目のチームが浮かび上がる。

「岡山です。箱根駅伝5区で快走した黒田朝日選手がいます。『乗っている選手がいると、プラスアルファの力が生まれる』『一般区間のランナーが充実すれば、中・高生に安心感も生まれる』という話も耳にします」(石橋アナウンサー)しかも、天候や体調、レースの流れにも左右される。その全体像をイメージするのは簡単なことではない。