高知県内の中学高校で初めて“学内コンビニ”が誕生しました。生徒たちのニーズにあわせたラインナップで、学校には喜びの声が飛び交いました。
▼リポート 川見真宵 アナウンサー
「きょう土佐塾中学高校の校舎にオープンしたのはファミリーマートです!昼休みの始まりと同時に沢山の生徒で賑わっています」

高知市の土佐塾中学・高校の旧食堂にオープンしたのはコンビニエンスストア・ファミリーマート。中学、高校の校舎内にコンビニが出店するのは県内では初めてです。


▼生徒
「部活の前とか休み時間とかに使えてめっちゃ便利」
Q.今までは?
「学校おりていって近くのコンビニ行ってお菓子とか買ったりしていました。
Q.最寄りのコンビニどれぐらいかかる?
「バス降りて行くので結構15分以上はかかる」
山の上にある土佐塾中学高校。最寄りのコンビニは校舎から2キロ以上離れたところにあり、生徒や教員にとっては念願の「学内コンビニ」です。コンビニを利用するタイミングは、昼休みの45分間と中休みの10分間に集中します。全校生徒は1071人。広さは普通の店舗と変わりませんが、「学内コンビニ」は、一般的な店舗には珍しい、「購入スピードとレジの回転率を最大限に高める店舗づくり」を工夫したといいます。

▼ファミリーマート西日本開発部 四国開発グループ 岩田慶尚さん
「お昼のピーク時にひとりでも多くの学生さんが一度に購入できるように、こちらのオープンケースを、平台型と言いまして、360度全ての方向から商品が取れる形。通路の広さも通常の1.5倍ぐらいの幅を設けまして、より通りやすくなるように、よりすれ違いしやすくなるような環境を作っている」


回転率を高めるために設置されたのが、完全キャッシュレスの無人レジ4台です。これは四国でも最多レベルだといいます。

▼生徒
「レジとかいっぱいあって便利だなと思いました。使いやすいです」
Q.キャッシュレスは?
「慣れています」
店舗は24時間365日稼働していて、校舎が施錠された午後6時以降も学生証などをかざせば無人レジで買い物をすることができます。設備だけでなく商品のラインナップも生徒のニーズに応えました。開店前にファミリーマートが全校生徒に行った「学内コンビニで購入したい商品」のアンケートでは、1位が「ファミチキ」2位が「グミ」3位が「文房具」でした。最も要望が多かった「ファミチキ」は、昼までに100個以上準備されていましたが、次々と売れていきました!

▼生徒
「ピザまん買いました!」
「ファミチキレッドを買いました!」
「ピザまん買いました」
▼生徒
「(ファミチキ)大好きです。もう毎日食べたいほど好きです。(コンビニ開店を)めちゃくちゃ楽しみに待ってました。最高です!」
グミのコーナーは通常、陳列ボード1台分のところ3台分にまで拡大。

▼生徒
「見たことないやつあったんで買いました。今まではお弁当とかが多かったです。お腹がちょっと空いたときとかに小腹満たせる商品買いたいです」
▼生徒
「きょうはハリボーとサンドイッチと雪見だいふくとアクエリ買いました。お菓子が食べられてうれしいです」
文房具については食堂があったころから「学内で文房具を購入したい」という生徒の声が多かったということです。

▼生徒
「文房具見てました。シャーペンの芯とかハサミとかあったらだいぶ助かります」
県内の高校では2023年ごろから物価高による経営難で食堂が撤退する動きが続いています。土佐塾中学高校も例外ではなく食品に加えて日用品の購入ができ、幅広い時間帯で食事の提供ができるコンビニエンスストアの導入に踏み切りました。

▼土佐塾高校 大利晴仁 生徒会長
「食堂がなくなってコンビニに変わって、ちょっと悲しい面もありながら、便利なことが増えたなと思ってます」
Q.生徒会長は?
「初日は多いので一週間後とか、みんなが慣れてきたときに使っていきたいなと思っています」
Q.生徒会長は何を買う?
「お菓子ですかね」

▼土佐塾中学高校 草鹿 広 校長
「商品がたくさんあるということは、その中で自分が何を意図してその商品を選択するのか、主体的な行動に繋がっていけばいいかなと思っています」

学校では今後、生徒が栄養バランスなどを考えて商品を組み合わせる「生徒考案ランチセット」やコラボ商品の販売などを目指したいとしています。














