大阪桐蔭との息詰まる激闘を制し、京都成章の挑戦をチーム一丸で跳ね返した桐蔭学園の3連覇で幕を閉じた「第105回全国高校ラグビーフットボール大会」。同じお正月、1月1日から5日にかけて、早くも来シーズンに向けての熱い戦いが、福岡で行われました。
グローバルアリーナ(福岡県宗像市)で開催されていたのは、ゴールデンウィークに行われる「サニックスワールドラグビーユース交流大会2026」の予選会。花園への出場がかなわなかった全国の有望校の中から9校が集結し、1・2年生の選手たちによるハイレベルな戦いが繰り広げられました。
抽選で花園出場を逃した天理…力の違いを見せつける!
優勝したのは、「全国高校ラグビーフットボール大会」で6回の優勝を誇る古豪・天理。奈良県予選で御所実と引き分けて、抽選の結果、花園への出場を逃した後、悔しさをバネに新チームの強化を進めてきました。この予選会では、力の違いを見せつけます。
1回戦で東京の実力校、明大中野に40対0で完勝すると、準決勝は激戦区大阪で強豪校相手にもまれてきた近大附属を圧倒、。9トライを奪う猛攻で53対0と快勝して決勝に駒を進めました。決勝の相手は、こちらも「全国高校ラグビーフットボール大会」で過去5回の優勝実績をもつ東京の古豪・国学院久我山です。
名門校同士の対決は、序盤から天理が押し気味に試合を進めます。強い風の中、風上を上手く利用して敵陣深くまで攻め込んでいきます。しかし、久我山も粘り強いディフェンスで得点を許しません。
ようやく試合が動いたのが22分。天理は、ここ数年の強みとしているモールで久我山の反則を誘うと、トライラインまでを5mのラインアウトから、そのモールを巧みに押し込んでトライ、5点を先制します
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前半終了間際にも1トライを加えた天理。風下にまわった後半最初の攻撃で、狙いどおりの形からチャンスをものにします。後半開始のキックオフから鋭い出足で久我山の反則を誘うと、トライエリアまであとわずかまで攻め込みます。このチャンスに再びラインアウトからのモールを一気に押し込んでトライ。15対0として試合の流れを引き寄せました。
その後も確実に得点を加えた天理。後半はチームのもう一つの武器であるしっかりと前に出るタックルで国学院久我山の反撃をPGの3点に抑えて22対3と快勝。見事に優勝を果たしました。
3試合で許した得点はPGによる3点だけ。合計19トライを奪う圧巻の強さをみせて優勝した天理が、「サニックスワールドラグビーユース交流大会2026」の出場権を獲得しました。














