「見つけた瞬間 止まれ‼」

発見した石川県ふれあい昆虫館の齊木亮太学芸員は「第一発見は私の妻が見つけまして、これ何?と聞かれた瞬間、その場にいた全員に、止まれ!と。逃げないように。これだけフサフサのカメムシというのは、この種以外にいないので、私は見た瞬間ピンときて、いやこれ、絶対フサヒゲだと思って慎重になった感じです」と興奮ぎみに振り返りました。
このカメムシ、アリを食べることで知られていますが、日本では1990年代から絶滅したのではと言われていただけにその生態はあまりよく分かっていません。
研究チームがアリを与えるなどして捕食行動を調べましたが、「フサヒゲサシガメ」は期待した行動を起こさず、残念ながら途中で死んだということです。

齊木学芸員によると「外国の種は後ろ足を疑似餌のようにかませて、アリをゆっくり襲って食べる行動で知られているが、日本の種では採餌行動、食べる瞬間の行動というのが観察された例がないので、実際にどのように(アリ)を食べるのか分かっていない」ということで、ますます謎に包まれます。
この大発見、2025年12月30日に、石川県ふれあい昆虫館が掲載した論文は、12月30日と31日だけで、国内外から700件近いアクセスがあるなど、昆虫館には「いつまで公開するのか」という問い合わせが相次いでいます。














