北海道旭川市の20代の男性ケースワーカーが、生活保護に関係する書類を自宅のごみと一緒に捨てて、その一部が近隣住民に回収されていたことがわかりました。
旭川市によりますと、1月5日、市内のごみステーションに生活保護に関係する個人情報が記された書類が捨てられ、その一部が散らばっているのを近隣の住民が発見して回収し、旭川市に届け出ました。
住民が回収した書類には、7人分の個人名や病名などが書かれ、庁舎外に持ち出しを禁止されたものでした。
旭川市が担当する20代の男性ケースワーカーに確認したところ、自宅のごみと書類が混在していることに気づかず、年末にごみステーションに捨てたと説明しているということです。
さらに旭川市が調べたところ、この男性ケースワーカーの事務処理が滞っていることも発覚し、3人に対して2024年11月から2026年1月8日までのタクシー代やバス代、紙おむつ代の5件、4万2912円が支給されていなかったことが判明しました。
旭川市は個人情報が流出した対象者と未支給の対象者に順次謝罪しています。
また今回判明した未支給の他にも支給されていないケースがあるとみて、旭川市は男性ケースワーカーがこれまでに担当した約180世帯の生活保護費を調査しています。
旭川市によりますと、この男性ケースワーカーは、事務作業は遅れがちで、現在休職中だということです。
旭川市は再発防止に向けて、適正な公文書管理を徹底するとともに、支給漏れや遅延を防ぐためチェック体制を強化するとしています。














