「何を着ても痒い」から始まった下着づくり

思えば、櫻木さんは30歳での発症のあと「着るもの」に向き合ってきました。綿素材でも縫い目が当たるだけで痒い。締め付けや蒸れも刺激になるため、大きめの下着を裏返して履くこともありました。
「誰にも見せたくないような下着ばかり履いてました」
試行錯誤の末に出会ったのが、オーガニックコットンでした。
「下着は24時間、365日、身につけるもの。だったらそっちをやりたい」
櫻木さんは2010年にオーガニックコットンブランド「マアル」を立ち上げました。縫い糸にまでこだわり、刺激を極限まで減らしました。30歳でアトピーを発症し、原因を突き詰め、暮らしを見直してきた日々。その積み重ねが、「マアル」という形になりました。














