障害のある人に支給される国の障害年金について、日本年金機構の職員が、支給するかどうかの医師の判定記録を廃棄していたことが分かりました。

障害年金は、病気やけがで仕事などが制限された場合に支給されるもので、支給するかどうかの判定は医師が行っています。

きょう、厚生労働省は、日本年金機構の職員が障害年金の支給に関する医師の判定記録を廃棄していたと明らかにしました。

職員が判定記録の廃棄後、別の医師に頼んで判定をやり直したケースもあったということです。判定のやり直しで年金を受け取れなかった人がいる可能性もあり、今後、廃棄された時期や件数などを確認するとしています。

厚労省は、「記載に誤りがあった場合など、作り直す過程で不要になった記録を廃棄する取り扱いがあった」「職員が意図的に医師の判定をやり直した事案は把握していない」などと説明しています。

障害年金をめぐっては、2024年度に行われた申請で不支給になった人の割合が前の年度よりも増えています。