最も重要な審査項目「基準地震動」で起きた不正行為

(若狭敬一アナウンサー)
原発の耐震性の評価に関わってきますよね。

(大石)
はい。再稼働に向けた審査は3つです。
(1)設置変更許可
(2)設計・工事計画
(3)保安規定

不正があったのは1つ目の「設置変更許可」の審査過程。福島の事故を踏まえて基準を強化・新設し、科学的な安全性がより厳しくなった中、想定される地震の揺れ「基準地震動」で問題が発覚しました。

原子力規制庁の担当者は「『基準地震動』は耐震を確保する上で、最も重要な審査項目。不正行為が行われたのは遺憾」とコメントしています。

福島原発の事故から15年。再稼働への焦りがあったのか。このデータ不正は地元への裏切り行為であり、全ての原子力事業の信頼を揺るがす事態といえます。