1月11日、日本の南鳥島周辺で“世界初”となる「レアアース泥」の試験採掘が始まります。

 海底から採取するメリットは?実用化に向けてのハードルは?東京大学・中村謙太郎教授への取材を交え解説します。

もはや生活に欠かせない「レアアース」なにに使われている?

 石炭の時代(第一次産業革命)、石油の時代(第二次産業革命)を経て、現在はレアアースによる第三次産業革命と言われるほど重要な存在になっているレアアース。

 17種類の元素の総称(希土類)で、ネオジム(強力磁石)やジスプロシウムなどが含まれます。質量の大きいものほど希少性が高く、軽いレアアースを「軽希土」、重いレアアースを「重希土」と呼んでいます。

 EV=電気自動車やスマートフォン、ドローン、風力発電など先端技術に多く使われているほか、蛍光灯やLED照明にも使用されています。