全国高校サッカー選手権です。準々決勝に臨んだ鹿児島代表の神村学園。倉中が4ゴールを決める大活躍を見せ、3大会ぶりベスト4進出を果たしました。

(記者)「試合開始2時間前、ピンクの日大藤沢、そして赤の神村学園。どちらも両チームの保護者、スタッフたくさんの応援が詰めかけている」

夏のインターハイと合わせ、2冠を目指す神村学園。相手は、11年ぶりにベスト8進出の、地元神奈川の日大藤沢です。

序盤、積極的に仕掛けたのは、日大藤沢。開始直後にフリーキックを獲得しますが、ここまで無失点の神村はゴールを守ります。

神村は6分に最初のセットプレー。しかし、ここを藤沢に守られると、その後、均衡状態に。16分にはディフェンスに負けず、日高が持ち上がり、クロスに福島。しかし、ポストの左へ。その後もコーナーキックからチャンスを作りますが、得点を奪えません。

1点が欲しい神村は、迎えた29分。ゴール正面への縦パスから。倉中が今大会3試合連続の先制ゴール。1対0で試合を折り返します。

追加点が欲しい後半。13分、徳村の突破から。倉中の2点目で引き離します。

しかし17分、縦にパスを入れられると、今大会初失点。相手は地元神奈川。会場の雰囲気は一気に藤沢ムードに。

アウェー状態のなか、勝負を決めたのは倉中でした。

23分に3点目を奪うと、その2分後、コーナーキックから。得点ランキングトップに立つ大会6ゴール目で、4対1と突き放します。

(有村圭一郎監督)「(倉中は)すごく優しい子。それはFWとして致命的だと話をしたら、がむしゃらに前に行くようになった。そういうところが結果につながっている」

(3年 倉中悠駕選手)「とてもうれしくて、感情がたかぶってベンチに向かっていた」

最後は藤沢の猛攻をしのぎ、準決勝進出を決めました。

(3年 倉中悠駕選手)「(得点ランキング)歴代トップの大迫勇也選手の10得点を超す目標を立ててきたので、大迫選手の上をいきたい」

(3年 中野陽斗主将)「慢心せずにこの一週間、自分たちにベクトルを向けながら取り組んで、まずは“国立の1勝”を目指して頑張りたい」

準決勝は今月10日、東京・国立競技場で福島の尚志と対戦します。