石川県金沢市の村山卓市長は年頭の記者会見に臨み、「これまで蒔いてきた政策が、さらに大きく飛躍する年にしたい」と、新年の抱負を語りました。

村山市長は、能登半島地震や2025年8月の大雨災害への対応、また物価高騰を受けた金沢市独自の支援策を講じるなど、目下の課題に取り組んだ1年間を振り返り、「今年は丙午の年。前進期の政策を、さらに大きく飛躍させたい」と意気込みました。

村山市長は2026年3月に金沢市長選挙を控えます。

新年度の当初予算は、必要最低限の経費を盛り込んだ「骨格予算」となりますが、喫緊の課題となっている金沢市中心部の再整備に向けては、若年層の取り込みがカギになるとの考えを強調しました。

また、村山市長は「(大学進学で)18歳以上の年齢人口が一気に増える、ただ22歳で大学を卒業してしまうと一気に減るということも実情。なるべく多く長く、金沢を楽しむ時間を得てもらいたいと思っていて、これがひとつの都心軸の再興、町の賑わいのエンジンとなるのでは」と語りました。

このほか、観光客の増加が地元に悪影響をもたらすオーバーツーリズムの対策として、観光客と市民双方の心構えなどをまとめた「金沢観光たしなみ帖」を2026年2月にも策定する方針を示しました。