一杯の蕎麦に込められた「人生」

稽古の最後は、自分たちで打った蕎麦の試食だ。「家族に『美味しい』と言われると、飲食業をやっていてもやっぱり嬉しい」と、シェフの上原さんも目を細める。

宮城さんが目指すのは、単に技術を教えることだけではない。

宮城久美子さん:
「そば打ちは高齢者の体力でも無理なくでき、仲間との交流が楽しい。これからの社会に必要な居場所になる」

シェフの探求、元看護師の新たな挑戦、そして段位への道。 2026年、それぞれの「道」がここからまた始まる。一杯の蕎麦には、それぞれの人生の味がしっかりと練り込まれていた。