坂本龍馬の時代「湿板写真」被写体からもらった時間を写真に戻すロマン
長崎市にある民家を改築したスタジオ「湿板写真柴原撮影局」

ここでおよそ100年前のカメラで湿板写真を撮っているのは、柴原啓一朗さん(写真右)と、柴原龍一さん(左)。

ふたりはいとこで、普段は広告写真などを撮影している。

湿板写真の魅力とは?

柴原龍一さん
「この独特の写真の写り方とか、この味わいとか、奥深さみたいな。できあがりに惚れ込んで」
柴原啓一朗さん
「お客さんにもらった秒数をこの中に閉じ込めて、それでまた、お客さんのもとに戻せるって、なんかこうめちゃめちゃロマンが詰まっている」

昆虫好きのきょうだいが写真スタジオにやって来た。

撮影ではまず、画角や構図を決めて、ピントを合わせる。

ファインダーで見えるのは上下が反転した被写体の像。

ガラス板に、画像を写す膜を作る。

暗室状態にして、ガラス板が光で反応するように処理したら撮影。

光を数秒間取り込んで、レンズの蓋を閉めれば撮影は完了。

暗室で現像液をかけ、最後に定着液につけると、持ってきたカブトムシの角まできっちりと解像した湿板写真ができあがる。



撮影した女性
「じわっと写真が出てくるっていうのも重みがあって、かっこいい」














