追い打ちをかけた抗がん剤治療

さらに追い打ちをかけたのは、抗がん剤治療による脱毛でした。ある日、看護師が衛生上の理由から髪を剃ることを提案しました。

三木さんは覚悟を決めていました。しかし、その時に看護師がかけた言葉が胸に刺さります。

「かわいそうに」

その一言は同情ではなく、自分を「かわいそう」な存在だと定義する、傷つける言葉に感じられました。