プロ野球西武の外崎修汰内野手(33=弘前市)が危機感を持って来季に挑む。28日、帰省先の青森県弘前市で開催された野球教室で報道陣の取材に応じ「打つ方をもっともっとがんばらないと試合には出られないようになってくる」と決意をにじませた。
プロ11年目の今季は慣れ親しんだ二塁手から三塁手にコンバートされ開幕スタメン入りも、打撃不振やけがもあり4シーズンぶりに規定打席に届かず。成績も5本塁打84安打の打率2割3分4厘と低迷した。来季に向けて「打つことをメインにフォーカスしてがんばりたい」と意気込んだ。

2014年にドラフト3位で西武入りして12年。青森県勢では25歳の中日松山晋也投手(七戸町)がセ・リーグのセーブ王に輝き、22歳の日本ハム福島蓮投手(八戸市)も無傷の5勝。28歳のDeNA蝦名達夫選手(青森市)もキャリアハイの成績を残した。“青森の後輩”の活躍については「青森というくくりで活躍を見ていてうれしい」とした上で「負けていられない」と刺激にしている。

年末年始の帰省では中華そばを食べ「めっちゃおいしい」と体力をチャージ。また子どもと雪で一緒に遊んでリフレッシュするつもりだ。

毎年開催している野球教室には今回、地元の小学生136人が参加。憧れの視線を受けながら熱血指導した。1000本安打まであと4本に迫る33歳のベテランは、青森の子どもたちの憧れであり続けるために、来年1月4日からの沖縄での自主トレから徹底的に鍛え上げる覚悟だ。















