高知市の大学内で人知れず命をつないでいたマクラギヤスデですが、なぜこれまで見つかってこなかったのか…
保田さんは高知県のヤスデ研究を取り巻く状況が一因ではと話します。
◆高知大学 保田航平さん
「高知県はヤスデの研究をしている人がほとんどいないので…ヤスデの研究がされていないかというと、そういうわけではなくて、洞窟性のヤスデに関してはかなり研究がされています。ただ、洞窟外にいるヤスデについてはあまり調べられていないというのが、記録されてなかった一因かなと」
自然が豊かで多様な生き物が生息する高知県。
ヤスデに限らず、研究はし尽くされていないということで、誰でも初記録の生き物に出会える可能性があるといいます。
◆高知大学 保田航平さん
「高知県にはいろんな生き物がいますが、研究者の数は足りているわけではないので、家のプランターをひっくり返したら出てくるヤスデや、港でたまたま釣った魚が記録が無いかもしれない」
皆さんが住む地域の”初記録”も意外と私たちの近くでひっそりと暮らしているのかもしれません。














