長野市の善光寺で28日、年末の大掃除にあたる「お煤払い」が行われました。
善光寺本堂の内々陣で行われた「お煤払い」は、創建当時から続くとされる年末恒例の大掃除です。

一山の住職や職員などおよそ70人が参加し、長い竹の先に笹をつけたはたき「洒摩」などを使って、ほこりを落としていきました。
その後、魔よけの意味がある「ヌルデ」の枝で、畳をたたくなどしてほこりを取り除きました。
常行院 東條香舜住職:
「くる年は、皆様が平穏に暮らせるよう願って本日のお煤払いをさせていただきました」
善光寺では大みそかにかけて松を飾るなど、年末年始の参拝客を迎える準備を進めます。














