北海道旭川市に住む50代の男性がSNSを通じて知り合った台湾人女性「イ・ミヒャン」を名乗る相手から、約1400万円相当の暗号資産をだまし取られました。
警察によりますと、旭川市に住む50代の男性は、10月30日、SNSで知り合った台湾人女性「イ・ミヒャン」と名乗る相手に、LINEに誘導されました。
メッセージのやり取りの中で、「暗号資産の定期預金の利回りがいい」「暗号資産を買えば定期預金の入金方法を教える」などと投資に誘われ、男性は疑うことなく信じ、11月4日から12月9日までの間に、コインチェックで購入した約1400万円相当のイーサリアム(暗号資産)を指定された架空の暗号資産取引所に送金しました。
その後、送金先の暗号資産取引所のWEBサイトで、定期預金の利益が出ていると表示されたため、男性が出金しようとしたところ、出金することができず不審に思い、警察に相談したところ、だまされていたことがわかりました。
台湾人女性「イ・ミヒャン」を名乗る相手とのやり取りは、すべてSNS上のメッセージのみで、日本語だったということです。
警察は、SNS型投資詐欺事件として調べを進めるとともに、SNSなどで投資目的の高額の振り込みを要求された場合は詐欺を疑い、警察相談専用電話「#9110」に相談するよう呼びかけています。














