海の幸の消費拡大と食育につなげようと、金沢市内の小学校で16日、給食に金沢産甘エビが提供されました。

金沢市では5年前から学校給食に地元で取れた甘エビやメギスを提供していて、ことしも市内78の小中学校全てで、金沢産甘エビがふるまわれました。

16日は、粟崎小学校の5年生63人が、生産者から漁の方法や甘エビの食べ方など説明を聞いたあと、殻ごと調理した金沢の伝統料理「甘エビの具足煮」を給食で食べました。

「殻をむくのが難しかったけれど食べてみたらすごくおいしかった」「頭のところを吸ったらすごくたくさん汁が入っていておいしかった」(児童)
「これを機会に漁業に興味を持ってもらえれば。そして、たくさん魚を食べるようになってくれればいいなと思います」(生産者の代表 鳥井淳二さん)

甘エビの中には、子を持ったものもあり、児童らは殻むきに苦戦しながらも、おかわりする子も多く、存分に甘エビ給食を楽しんでいました。