大阪府警門真署で保管されていた盗難車から偽造ナンバープレートなどが盗まれた窃盗事件で、関与したとみられる男が覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されたことが、捜査関係者への取材で分かりました。

 12月1日、大阪府警門真署で保管されていた盗難車から、車内に積まれていた複数枚の偽造ナンバープレートなどが盗まれていることが判明しました。何者かが署の塀を乗り越えて侵入し、犯行に及んだとみられています。

 この窃盗事件をめぐり、府警が40代の男を覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕したことが、捜査関係者への取材で分かりました。

 捜査関係者によると、この男は11月10日、門真市内でパトロール中の警察官に職務質問された際、放置した車の車内に覚せい剤を所持していた疑いがもたれています。この車が、門真署で保管されていた盗難車でした。

 府警は、男が偽造ナンバープレートの窃盗事件にも関与しているとみて、裏付け捜査を進めています。