乳児を適切に保護せず、心肺停止の状態にしたとして逮捕された30代の母親について、熊本地方検察庁は起訴しないことを決めました。
今月22日付で不起訴処分となったのは、熊本市北区に住む会社員の女性(34)です。
女性は、今月11日の夜から12日の朝にかけて、乳児の息子にミルクを与えず、気温が低い場所に一緒に居続けるなど、適切に保護しなかったとして、今月13日に保護責任者遺棄の疑いで逮捕されました。女性は逮捕当時、警察の取り調べに「暖かい場所に行き、授乳をしなければならないと思っていたが、結果的に息子のことを考えることができなかった」と容疑を認めていたということです。
熊本地検は「不起訴の理由は明らかにできない」としています。














