サンタからの“初のプレゼント”
50代の女性が「どれも大事な、お金にかえられないもの」と持ち込んだのもミニDVテープ。
後日、鑑賞会におじゃまさせてもらうと、双子の長女・次女(22歳)、高校生の三女(16歳)もワクワクした様子です。

早速20年前(2005年)の映像を再生すると、出てきたのはクリスマスの朝。布団の中でまだ眠そうな目をしてカメラをみつめる当時2歳の双子の姉妹です。

カメラを回す父と母から「プレゼントがある」「あれ?サンタさん来たの?」と言われ、枕元にある大きな袋を不思議そうに見ています。これは、初めてサンタさんからプレゼントを貰った時の映像。

さらに、2006年のお正月に親戚一同で集まった想い出も収められていました。
お年玉の袋を手にはしゃぐ2歳の姉妹の様子以上に、みんなの視線が集中したのは“若い頃のお父さん”。

三女(16):「パパ初めて出てきた」
母:「若い」
長女(22):「パパ昔はかっこよかった。]
次女(22):「今はちょっと髪の毛が(笑)」
母:「あんまり言わないで」
これまでは写真でしか見たことがなかったので「動いている様子がすごく新鮮」と話す娘たち。そして母も…

母:
「きのうの事のように思い出すし、抱っこしたいってすごく思う。“大事なものを形にできて良かった”」
それぞれの人や家族の思い出がたくさん詰まったテープたち。
専門店の『ダビングコピー革命』でも、劣化が進みダビングができないテープが増えてきているとのこと。もう時間はあまり残されていないのかもしれません。
(THE TIME,2025年12月25日放送より)














