知人の女性に同意なくハグをするなどしたとして、堺市の局長級職員を停職6か月の処分です。

 停職6か月の処分を受けたのは、堺市でICTに関する事務を所管する局長級の男性職員(60)です。

 市によりますと、男性職員は11月上旬の夜、プライベートで食事をした後に、大阪府内の路上で知人女性に対して同意なくハグをするなどしたということです。

 その後、市の人事課に情報が寄せられ、問題が発覚。市が男性職員に事情を聴いたところ、当時は酒を飲んで酔っていたということで、「不適切な行為を行ったことは間違いない。相手の女性には申し訳ないことをした」などと話していたということです。

 男性職員は12月25日付で依願退職しました。

 堺市は「市民の信頼を損なった事態を重く受け止め、再発防止と信頼回復に全力で取り組む」としています。