「あんな中学も落ちるなんてあんた一体誰の子?」母の一言が少女の人生を変えた

水谷さんは1人の少女の話をした。

1999年、今から26年前の横浜駅近くのホテル街。
午前2時半、水谷さんは60代の男と制服姿でホテルに入ろうとした中学3年生を補導した。
「アイ」という少女だった。

父親は中小企業の経営者、母親はピアノの先生、姉は小・中・高・大「学習院」という家庭で育った。
しかし、アイは小学校受験に失敗し、中学受験では滑り止めまで落ちた。
その時の母親の一言が、アイの人生を変えた。

水谷修さん(夜回り先生)
「『あんな中学も落ちるなんてあんた一体誰の子?』この一言でぶち切れてど派手な格好で夜の世界に入りました」