十管本部は、25日、年内最後の定例会見を開きました。
中国などの海洋調査船が日本のEEZ=排他的経済水域で活動を繰り返したことについて大達弘明本部長は、「監視警戒に万全を期す」と決意を述べました。
(第十管区海上保安本部 大達弘明本部長)「引き続き緊張感をもって監視警戒に万全を期していきたい」
十管によりますと日本のEEZ内ではことし、外国の海洋調査船がワイヤーのようなものを海中にのばすなどの特異な行動が9回確認されています。
8月には、徳之島の西およそ335キロで台湾の海洋調査船が。
9月から10月にかけては奄美大島の西およそ400キロで中国の海洋調査船の活動を7回確認しました。
さらに10月にも徳之島の西およそ220キロで中国の別の海洋調査船の活動が確認されました。
年内最後の定例会見で十管の大達弘明本部長は東シナ海の状況について。
(第十管区海上保安本部 大達弘明本部長)「緊張感を持って監視警戒活動を行っている。外国公船の動きがあった場合には毅然と対応していく」
大達本部長はこのように述べ、外国の調査船の活動に、毅然と対応していく決意を示しました。














