知人の女性に、同意なくハグしたなどとして、堺市の局長級職員が懲戒処分されました。

停職6か月の処分を受けたのは、堺市でICTに関する事務を所管する局長級の60歳の男性職員です。

市によりますと、男性職員は11月上旬の夜、プライベートで食事をした後に、大阪府内の路上で知人女性に対して同意なくハグ(腕などで相手を抱きしめるなどの行為)などをしたということです。

その後、堺市の人事課に情報が寄せられ、問題が発覚。市が男性職員に事情を聴いたところ、当時は酒を飲んで酔っていたということで、

「不適切な行為を行ったことは間違いない。相手の女性には申し訳ないことをした」などと話していたということです。

男性職員はきょう付で依願退職しました。

堺市は「市民の信頼を損なった事態を重く受け止め、再発防止と信頼回復に全力で取り組む」としています。