J3への降格が決まった愛媛FCの新しい代表取締役社長に就任した村上茉利江氏と来シーズン監督を務める大木武氏が、それぞれ決意を語りました。

(村上茉利江新社長)
「愛媛FCというクラブで現実的に勝利と育成を両立させるクラブとして実装していきたい」

今月20日付で代表取締役社長に就任した村上茉利江氏(40)は、父の村上前忠社長のもとで2021年から取締役として経営を支え、今年は、ゼネラルマネージャーとしてチーム改革を進めてきました。

(村上茉利江新社長)
「育成型のクラブとして勝利を犠牲にするのではなく、勝利と育成を両立させていきながら育って外でさらに大きな経験を積んできた選手たちがまた帰ってきて愛媛FCのために次の後世を育てていくという流れが自然と生まれていくようなクラブになっていくといい」

一方、J3に降格する来シーズン、新たに指揮をとることになった前ロアッソ熊本監督の大木武氏(64)。
2002年、J2甲府の監督就任以降、J1からJ3まで5つのクラブで指揮を取ってきたベテラン指揮官は、愛媛初采配への決意を語りました。

(大木武新監督)
「私の持っているもの全てを出します。愛媛のゲームを見たら元気が出た、落ち込んでいても明日頑張ろうと思ってもらえるようなゲームがしたい。スタジアムに来てください。いいゲームします」

来年から始まる秋春制に先立ち行われる「J2・J3百年構想リーグ」は来年2月に開幕します。