政府が物価高対策として推奨する「おこめ券」について、静岡県南伊豆町の岡部克仁町長は12月25日の定例会見で、「おこめ券」ではなく、商品券の配布を検討していると明らかにしました。

重点支援地方交付金の使い道として「おこめ券」を選ばない理由について、「多くのお米は(5キロで)4000円以下になっている。これからもっと値段も下がるでしょうし、コメ以外で使える(商品券の)方が喜んでいただけると思います」と話しました。

町はこれまでに、プレミアム付き商品券を計8回にわたって販売していて、券の印刷や町民に渡すノウハウがあることも、商品券を選ぶ理由としています。

具体的にどんな商品券にするかなど、詳細は今後発表するということです。