富山県高岡市にある老舗の金型部品メーカー「本江鉄工所」が、12月17日付けで富山地方裁判所高岡支部から破産手続きの開始決定を受けていたことがわかりました。帝国データバンクによりますと、負債総額は約1億8000万円に上る見込みです。
本江鉄工所は1897年(明治30年)に創業し、1956年(昭和31年)5月に法人改組された老舗の金型部品製造会社として知られていました。

同社は主にアルミサッシプレス用金型の製造加工を手がけており、最盛期とみられる2020年3月期には売上高約1億1000万円を計上していました。
しかし近年は受注が徐々に減少し、2025年3月期の年売上高は約5000万円に落ち込んでいました。
こうした状況のなかで資金繰りがひっ迫して決済難に陥り、事業継続の見通しが立たなくなったと見られています。














