遺族の高齢化も進み、ことしで最後の慰霊に
戦後80年が経ち遺族の高齢化が進む中、現地訪問はことしで最後となりました。飛行場跡の慰霊碑の前で、追悼文を読み上げる大江さん。
「304名の中隊の名簿を携えて、最後の慰霊に参りました。想像を絶するご苦労の末、散華された多くの方々。それぞれの家で、大事な方であったに違いありません」

大勢が戦死した飛行場の跡地は、小学校や田んぼに変わっています。
(大江さん)
「もう来られないからね。一緒に連れて帰る。父のことばかり考えていたら、レイテ島の人たちが一番迷惑よね。アメリカと日本がやってきてバンバン戦って…。そういうことにも、思いを致さないといけませんね」
















