戦争は“自分事” 戦火の記録をたどってみて…

太平洋戦争の戦跡が、今は重要な観光資源にもなっているレイテ島。島そのものが、あの戦争の記憶と記録です。

現地には仕事で行けなかった友廣アナ。映像を見て…

(友廣)
「自分の子どもの顔を見ずに亡くなった、その資料を見ただけで私は胸がぐっと痛くなったんですけれど、でも、レイテ島に向かった方々の話を聞いていると、『お父さんの顔なんて見たことがない』という人がたくさんいて。戦争はずっと遠い昔の話と思っていたけど、そんなことは全然ない。“自分の家族が戦死した”ということで、どんどん調べて何よりも一番感じたのは、戦争は“自分事”なのだと捉えられるようになった」

これからの時代を「戦前」にしないため、どう戦争の悲惨さを共有していくのか、戦後80年を迎えた日本の課題です。