12月15日の週、宮城県内の定点医療機関でインフルエンザと診断された人の数は、1医療機関あたり21.35人でした。4週連続で減少したものの、県は依然、感染者が多いとして、感染対策を呼びかけています。

宮城県によりますと、12月15日から21日までの1週間に、県内55の定点医療機関でインフルエンザと診断された人は1174人で、前の週を201人下回りました。減少は4週連続です。1医療機関あたりは21.35人で、保健所別では仙南で44.2人、気仙沼で30.75人大崎で22.6人などとなり、気仙沼以外の保健所で減少しました。

一方で、全ての保健所管内で警戒の継続が必要とされる水準を超えています。また患者の6割以上が14歳以下です。宮城県は依然として感染者が多く例年、年始には新型コロナも流行する傾向にあるとして手洗いやマスクの着用、室内の換気などを呼びかけています。