出張先でセクハラをしたことを認め、辞任の意向を示していた佐賀県有田町の松尾町長が辞意を撤回し、任期満了まで続ける意向を示しました。

佐賀県有田町の松尾佳昭町長は、今年9月、愛知県名古屋市を訪れた際、宴席で泥酔し、接客をした女性の体を触るセクハラ行為をしたことを認め、今月2日の会見で「辞任したい」と話していました。

しかし、24日、松尾町長は町議会に来年4月の任期満了まで町長を続ける意向を示しました。

理由について松尾町長は「今選挙をすると町議選と時期がずれて町政がますます混乱する」と話しているということです。